レモン好き、レモン屋さん、レモン農家さんが集まっちゃった!
2023年になったばかりの冬。
わたしは、にほんのれもん展なるものをやりたい!と、思いつきました。
最近の日本では、本当にいろんな地域にたくさんのレモン農家さんがいて、いろんな国産レモンや商品、ブランドがある。
へのへのもへれもんを描き始めてインスタにイラストを投稿してから、
へのへのもへれもんの世界観を気に入ってくださった方や農家さん、いくつかレモンコラボもさせていただいて、だんだんと繋がっていくレモンコミュニティにわくわく楽しみを感じていて、もっともっと私もレモンの何か面白い企画展示をしてみたいと思い至ったのです。
率直にいうと、わたしが元気でいられるのはおいしいレモンが日本にたくさんあるおかげだから。レモンのおかげで毎日がハッピーで、わたしも元気で明るくいられます。
レモンによって毎日が刺激的であり、へのへのもへれもんを描くことで、また自分自身が癒やされているという一面もあります。
だから、そんなレモンに感謝への気持ちを込めて。
ただ絵を描くだけじゃなくて、繋がらせていただいたご縁、レモンコミュニティへの感謝の気持ちも込めて、自分自身の挑戦!という意味でも、にほんのれもん展を企画しようと思ったのです。
そこで、軽〜くつぶやき程度にストーリーズで「にほんのれもん展なるものをやりたい!」と提案してみたところ、
一番に反応してくださったのが、コラボもさせていただいたことがあった岡山県倉敷市の桃とレモンの農家さん、なんば農園さんでした。「興味あります✨」とお返事をくださりました。超にこにこスマイルが印象的なアイコンのインスタをやってらっしゃる農園さんです。以前、インスタでイラストのコラボもさせていただいてました。一人でもポジティブな反応があったらやろう!と思っていたので、この声は大変貴重で嬉しいものでした。「あ、これはやる意味があるかも。」と改めて実感しました。
そしてわたしからももう少し、今までコラボをさせていただいた方やご縁のある方とかを誘ってみたりしてみた結果、計9名のメンバーが集まりました。
開催場所はつながる中継基地、東京高円寺の&tennaさんに決定!!
まず日本のどこでこの展示をやるかも、全く決まっておりませんでしたので、場所についても、メンバーのご意見も聞きながら、決めていきました。
一番目立っていた意見は、「地方の発信を東京でもしていきたい」というもので、
わたしが今暮らしている場所でもある東京都内で、そのようなコンセプトに合う展示開催できる場所を探していきました。
もちろん、東京だと遠かったりで開催を見送った方もいましたので、今度はきっとまた別の場所で開催することもあり得るかと思っています。
そして、メンバーのお知り合いのおすすめから、高円寺に、れもん展のコンセプトにあっていそうな、雰囲気の良さそうな場所があるよ!、と教えていただいたのが、&tenna(アンテナ)さんでした。内見や面接を経て、ご担当者さんもにほんのれもん展のテーマを共感してくださり、結構すぐに場所や日時を決定することができました。
こうして、2023年のレモンシーズンである秋(11月)に、にほんのれもん展を開催することになったのです。
メンバーと向き合いながら、試行錯誤の日々
メンバーや場所、日程が決まったことはとても嬉しかったわけですが、
ここからがまた大事な、詰めていく時間の始まりでした。準備期間はわたしの学びの時間でもありました。
イベントの企画運営という役割、人生初の挑戦でありまして、大変未熟な部分もありながら、メンバーの方からの温かい言葉、時には厳しいご指摘アドバイスをいただきながらの日々でした。初めは、私が結構皆さんに呼びかけていろいろお答えを待ちながら進めていくことも多かったのですが、企画者であり皆さんをまとめていくのは、今回私の役割なので、もっと「こうします!」と言っていただいていいのでは、とか。私がビシッと決めて、それに皆さんがついてくださるようなそういう決断力というかそういうものが、当初私には欠けてたんですね。
他には、「にほんのれもん展」というものを開催するのはもしかしたら日本初なのでは?とか、とても面白い挑戦だと思いますよ〜とか、このようなレモンをPRできるレモン屋さんが集まることのできるイベントを開催することへの期待や感謝のお言葉もいただいて、わたしは本当に皆さんからの多種多様なメッセージに支えられながら、自分自身も成長できたように思います😂なんというか、メンタル面かなり強くなった気がするのです笑
人の商品を扱うことの難しさや、生物であるレモンの販売の課題、生産者さんの代わりにどのように商品のことを伝えるかなどの当日の販売方法を考えたり、さらには展示終了後のことまで見据えた計画・・・いろんな課題が生まれては、それを解決して、、、の積み重ねでした。参加メンバーそれぞれにレモンという共通点はあれども、だからこそ生まれてくる課題、同じ棚に並べるためにはどのような工夫して販売するかなど考えていきました。
そんなこんなで、だんだん当日のわくわく楽しいれもん展のイメージが見えてくると、より楽しくなってきました。
それぞれの農家さんがどのような工夫をして栽培しているかについて各農家さんから教えていただいたり、商品へのこだわりを知ったり、レモンのことをわたしももっと勉強したりと、れもん展という企画ならではのコミュニケーションが生まれてくるのが大変充実していてよかったです。
展示の準備も本格化!れもん展らしくあるために
展示2ヶ月前に迫ってきた9月。準備も本格化してきました。告知用の画像、ポスター、ポップアップ、へのへのもへれもんのにほんのれもんをテーマにした絵本、わたしがとことん作りたいものやメンバーのPRの制作・・・に集中する日々が続きました。そして、展示する空間づくりのためのインテリアや備品の準備も考えていきました。れもん展らしくあるためにはどんな空間づくりをしたらいいかを考えるのは、これもまた初めてで悩む部分もありましたが、それはとても楽しいものでした。頭の中で何度も何度もシミュレーションしてました。レモンのサンプルを買ったり、レモン販売用のバスケットや小さいイーゼルなどなどを注文し届いた後は、わたしの部屋はしばらくやや引っ越し直後のような状態になっておりました😂
生産者さんとのインタビュー動画
展示当日にレモンなどを販売する際、生産者さんの代わりに商品のことをお客さんにわかりやすくPRなどお伝えするためにはどうしたらいいか、という工夫の一つにポップアップやQRコードパネルなどがあります。
さらに、もう一つのアイデアとして、今回参加メンバーのお一人である鵜殿さん(千葉県新松戸 の鵜殿シトラスファーム)からインタビュー動画を作るのはどうかというご提案をいただいて、こちらの制作にも取り掛かりました。インタビュー動画制作は時間がかかるものなので、他の方のインタビューについては、また今度作っていきたいなと思っています。
にほんのれもん展も一階にとどまらず長期的にやっていきたい企画でありますので、シリーズ化していくのも良いと思っています。
鵜殿さんからはとても詳しくご丁寧なAnswerをいただくことができました。インタビュー動画というものを作るのは人生初だったのでドキドキでした。編集する時には何度も何度も同じシーンを見返していくので、インタビューした農家さんの言葉は確実に全てしっかり頭に入りますね笑✨
にほんのれもん展ができるまで
嬉しすぎるメンバーからの「ありがとう」
インタビュー動画も含め、各メンバーの農園、お店などのPR画像などを作るのにも力を入れていきましたが、制作したものをお見せした後に、「素敵な告知画像をありがとう!!」などなど感謝のお言葉をいただけたことが、嬉しくてたまりませんでした。
やっぱり、制作するのは大好きですので、皆さんのPR制作をするのには大変やりがいを感じていました。今まで積み重ねてきたものが、すごく、ここで生かされている…と。それに大好きなレモン、レモン商品をご提供くださる皆様から「ありがとう」って言ってもらえるなんて、こんな嬉しいことはありますか!!むしろわたしが「ありがとうございます」なのに…🥹